第3回PDP LIVE振り返り
衣都です。
4月19日に配信しました第3回 PDP LIVEを振り返りたいと思います。
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今回はいつもと趣向を変えまして、トーリー先生と特別ゲストのみわさんをお招きしての対談形式でお届けしました。
みわさんは、僕にポルチオ開発に特化した性感マッサージの技術を授けてくださった方で、PDPの礎を築いたといっても過言ではない方です。以前僕が所属していた女性用風俗店で講師・内勤をされていた時に出会い、PDP立ち上げの際にも大きなお力添えをいただきました。整体師・セラピストとして15年のキャリアを持ち、オイルと整体を組み合わせた独自の技術を確立されています。
今回のテーマ:「パートナーとのセックスレスを解消する方法」
前回の配信で、妊娠前にポルチオセックスを実践したことで夫婦関係がV字回復した事例を紹介しましたが、そもそもセックスの機会自体がなくなってしまう「セックスレス」に悩む方も多い。
最新の調査では日本の夫婦の約7割がセックスレス傾向にあり、年間のセックス回数は世界平均の半分以下、満足度も最低水準。先生いわく「日本人夫婦はセックスしないという話はアメリカでも有名で、気持ち悪いね、変態ねと言われていた」とのことで、海外から見ても異常な状況なんですよね。
今回はみわさんの女性視点が加わることで、いつものポルチオの技術的な話とは違った角度からこのテーマを深掘りしました。
セックスレスの原因 ── 産後の女性のリアル
みわさんの話で最も印象的だったのは、産後の女性の状態を例えた言葉です。
保健師さんや助産師さんの中には「事故で車に轢かれた上に、突然親が倒れて意識不明になったくらいの身体・精神状態」と表現する方もいるそうで、みわさん自身も産後のお客様には細心の注意を払って施術してきたと語っていました。
男性にとって衝撃的なのは「したくないわけじゃないけど、言語化できない」というリアルな本音。体は安心と興奮を同時に欲しているのに、そこに至る余裕が物理的にない。母親が疲れることはイコール子供の命に関わる。だから臨戦態勢に入った女性は、抱きしめられることすら嫌になることもあるという話でした。
僕もセラピストとして産後のお客さんに接する中で感じていたことと重なる部分が多く、男性が「なんで応じてくれないんだ」と思ってしまうのは、この背景を知らないだけなんですよね。
夜のお誘い回復の初手
みわさんが提案した産後のセックスレス改善の第一歩は、いきなりセックスに持っていくのではなく段階的なアプローチでした。
・とにかくたっぷり寝かせること
・不安を減らすこと
・触れたい気持ちは、むくみやすい足や髪の毛など「端っこ」から伝える
・労わりの言葉をかけながら、赤ちゃんに触れるのと同じようなスピードで撫でる
・ハンドマッサージ、Amazonで買える足湯セット+フットマッサージ
僕の講習でもまず相手の疲れている箇所を聞いて、優しく触れることから始めてくださいとお伝えしていますが、みわさんの話を聞いてまさにそこと重なるなと思いました。
「戦友」としての報連相
みわさんが強調していたのは、現代の夫婦は「戦友」として機能する必要があるということ。
子供の出生体重を知っているか?予防接種の種類や役割は?離乳食の進み具合は?
こうした些細なことすら把握していないと、奥様の中に「この子の命を預かっているのはあなたも同じなのに」という危機感と悲しみが生まれてしまう。
昔は大家族で誰かが知っていればよかった。でも現代は夫婦だけで子育てをする以上、旦那さんが把握していないと話にならない。この危機感の爆発は、奥様がそれだけ真剣に母親をしている証なんだと。
そして配信中に飛び出した名言が「どんな美女より素敵な人をおろそかにしないでください」。あなたの遺伝子を残し、命をかけて育てるという偉業をやった方。その辺を歩いている容姿がいいだけの女性には絶対にできないこと。
「産後の恨みは一生」という言葉もありますからね、男性の皆さんは心に刻んでおいてほしいです。
トーリー先生の「前戯の前戯」
先生からも核心をつく言葉がありました。
頭を撫でる、ハンドマッサージをする、足湯を準備する。これらは立派な「前戯」であり、もっと言えば「前戯の前戯」。この前戯の前戯を削ってセックス、セックスと言うと、女性側の惚れ気も失せてしまう。こういうことを努力とは思わず、奥様に喜んでもらえることを楽しいと思えるようになってほしい、と。
みわさんが語った日常の気遣い、先生が言う「前戯の前戯」。
ベッドの上だけがセックスじゃない。ここが今回の話の核心でした。
関係改善のための具体策 ── 男性ができること
みわさんから、すぐに実践できる具体的な行動を沢山教えていただきました。
・産前産後の体型の変化をいじらない(みわさん自身も帝王切開後に骨盤ベルトを巻き続け、10年近く経った今も坐骨神経痛が出る)
・「いつもありがとう」と言える場面にアンテナを張る
・食洗機など家電の導入を提案する、断られても家事をあきらめない
・ゴミ捨ての曜日を調べて各部屋のゴミ箱まで回収して自分で出す
・ストックが切れたものは「同じのでいい?」と確認して買いに行く
・パートナーの推し活を全肯定する
特に推し活の話は面白くて、奥さんが男性アイドルにキャーってなっていたとしても、嫉妬するのではなく「それだけときめける純粋さが可愛いな」と思える余裕を見せる。理解者としてのポジションを確立すれば、必ず「ねぇ聞いて!」と戻ってきてくれる。女性が一番欲しいのは共感なんだと。
女性って「何をしてくれたか」よりも「自分のことを見てくれているか」に敏感なんですよ。小さなことの積み重ねが「大切にされている」という実感になる。これはセックスの場面でも全く同じことが言えますよね。
関係改善のための具体策 ── 女性ができること
逆に女性から男性への伝え方についても聞きました。
みわさんが提案したのは「3段階の姿勢」。
① 頑張ってくれてるのは分かっている
② あなたのことは大切に思っている
③ でもこれは受け入れ難い
この順番を崩さず伝えることが重要で、いきなり不満をぶつけるのではなく、相手を認めた上で伝える。これは男性側にも使える考え方だなと思いました。
また、ADHD傾向の方は即断即決でじっとできなかったり、ASD傾向の方は甲高い声で話し続けると脳が「単なる音」として処理してしまいシャットダウンするなど、パートナーの特性によって受け取り方が違うという話も。「なんで伝わらないんだろう」というすれ違いは、相手の特性を知らないまま自分のやり方で押し通しているケースが多いのではないかと。
「今は私の話を聞いてほしい。聞くだけでいい。10分でいいからね」と先に条件を明確にする。事前にスマホのメモやChatGPTで伝えたいことを文章化しておく。こういった実践的なテクニックはすぐに使えますよね。
「きゅん」を取り戻す ── ポルチオへの下準備
今回の配信で最大のクライマックスは「きゅんを取り戻す」という話でした。
そもそもセックスへの気持ちが薄れてしまった女性は、恋愛映画や、少しセクシーな描写がありつつも話として完成された漫画や本から始める。夫婦一緒にではなく、まずは一人で見る。自分の心がどう動くかに集中する。
子育て中は「ときめき」の優先順位自体が下がって鈍感になっている。だからまず「きゅんとする自分の感性」そのものを取り戻す時間を意識することが大切だと。
そしてみわさんが語ったのは、その「きゅん」がポルチオの快感に直結するという話。
胸がきゅんとする感覚が、だんだん下に降りていって子宮のきゅんと一緒になる。まず脳でその感覚を感じないと、体でその反応は起きない。映画やドラマでヒロインが抱きしめられて泣くシーンから「体全体で感じるんだ」という感覚を呼び起こせると。
この話を聞いた時、先生も僕も思わず「なるほど」と唸りました。ポルチオの快感って、ただ身体を刺激すれば起きるものではなく、心が開いていて安心と興奮が同時にある状態で初めて深い快感に届く。映画や推し活で感性を呼び覚ますステップは、実はポルチオ開発の下準備でもあったんですよね。
男性の皆さんは、パートナーがこの「きゅん」を取り戻す過程を見守り、その感覚を自分に向けてもらえるように日常の気遣いを積み重ねていく。その先にポルチオセックスがある。前回までの配信と今回の話、全部繋がっていたことに気づいた時、このテーマで配信して本当に良かったと思いました。
第3回はゲストのみわさんの圧倒的な知識量と、女性ならではのリアルな視点によって、これまでの配信とはまた違った角度からパートナーシップの本質に迫ることができました。
今回の配信から持ち帰っていただきたいキーワードは3つ。
「前戯の前戯」 ── 日常の気遣いこそがセックスの土台
「どんな美女より素敵な人」 ── パートナーへの敬意を忘れない
「きゅんを取り戻す」 ── ポルチオ快感への下準備は心から始まる
次回のPDP LIVEも楽しみにしていてください。
取り上げてほしいテーマや質問がありましたら、ぜひPDPにお送りください。
ポルチオセミナー・性感マッサージ講習も来月開催予定です。