日本の夫婦の7割がセックスレス ─ 男性が今すぐ見直すべきこと
衣都です。
今回はPDP LIVEの振り返りとは少し違った切り口で、コラム的な記事を書いてみたいと思います。
ずばり「パートナーとのセックスレスを解消する方法」についてなのですが、これは次回のPDPLIVE(4/19 20:00〜)で、重点的に取り上げるテーマとなります。なので、その予習的な意味合いとして見て頂けばと思います。
このパートナーとのセックスは今の日本において、かなり重要なこのテーマだと認識しています。
僕のところにも、講習を受けてくださった方から「実は妻とは何年もレスで……」という話をよく聞きます。
なので今回は、データも交えながら日本のセックスレスの現状を整理して、そこからPDPとして伝えたいことを書いてみます。
日本の夫婦の約7割がセックスレス傾向
いきなり重たい数字ですが、これが現実です。
2023年に行われた既婚者4,000人を対象とした大規模調査で、20〜50代の既婚者の68.2%がセックスレス傾向にあると回答しています。
そのうち43.9%は完全なセックスレス状態。
しかもこれ、50代だけの話じゃないんですよ。
30代で一気に7割に跳ね上がる。
新婚3年未満の夫婦ですら5割超がレス傾向。
これは衝撃的ですよね
世界的に見ても、日本人の年間セックス回数は48回で世界最低レベル(世界平均103回)。
満足度に至っては24%で、これも最低水準です。
セックスレスの原因は「女性の性欲減退」……本当にそうか?
同じ調査で、セックスレスの原因として最も多かったのが「女性側の性欲減退」でした。
女性自身も約4割が「自分の性欲が減った」と認めています。
ここだけ切り取ると「じゃあ仕方ないじゃん」って思う男性もいるかもしれません。
でも、僕はちょっと違う見方をしています。
セラピストとして3年、トーリー先生に師事して10年、色々な女性の声を聞いてきた中で感じるのは、
女性の性欲が”消えた”のではなく、”閉じた”ケースがとても多いということです。
きっかけとして多いのは「妊娠・出産」(約25%で最多)ですが、その裏にあるのは
・産後の体の変化に対する男性側の無理解
・セックスが”作業”になってしまった経験
・「イカせればOK」という男性の姿勢への違和感
・触れ方、言葉掛け、気遣いの欠如
……こういったものが積み重なって、女性の中で「もういいや」になってしまう。
第2回PDP LIVEでもトーリー先生が話されていましたが、一般的な”中イキ程度”は、実は快感としてそこまで強くないことも多い。
痙攣や潮吹きを”成功”だと思っている男性は少なくないですが、大事なのは「中イキの質=快感の質」なんですよね。
快感の質が伴わないセックスを続けていれば、女性の心が離れていくのは当然のことだと思います。
「挿入」だけがセックスじゃない
セックスレス研究の専門家の方が言っていたことで、僕がすごく共感した言葉があります。
「肌と肌のふれあいも立派なセックス」
セックスレスって、「挿入を伴う行為がない=レス」と捉えがちですけど、本来はもっと広い意味で、パートナーとの性的な触れ合い全般のことだと思うんですよね。
手をつなぐ、肌をなで合う、くっついて眠る。
そういった日常的なスキンシップが途絶えていることの方が、実は深刻なサインだったりします。
僕が性感マッサージの講習でいつも伝えているのは、「いきなり核心に触れない」ということ。
呼吸を合わせて、段階を踏んで、体を整えていく。その過程こそが女性の心を開いていく。
これって、夫婦間のコミュニケーションでも同じだと思うんです。
いきなり「セックスしよう」じゃなくて、日常の中で触れ合いを取り戻すところから。
そして触れ方そのものを見直すところから。
テクニック以前に「相手を感じる力」
第1回PDP LIVEでも核になったテーマですが、
身体的テクニックは超重要。だけど、それ単体だと届かない領域がある。
セックスレスの解消も、結局はテクニックの問題じゃないんですよね。
「相手が何を感じているか」を察する力。
「この人は自分のことを大切にしてくれている」と女性に思ってもらえる振る舞い。
トーリー先生がよく言われる「テクニックを極める目的は、女性から愛されること」という言葉が、ここに繋がってきます。
セックスレスに悩んでいる男性に、いきなり「ポルチオ開発を学べ」とは言いません。
でも、「パートナーの体と心を本気で理解しようとすること」が全ての出発点だということは、伝えたい。
PDPの講習やセミナーで僕たちが教えていることの根っこは、まさにそこにあります。
最後に
日本の夫婦の7割がセックスレス傾向にある。
この数字を見て「うちもそうだな」と思った方がもしいたら、まずはパートナーとの日常的な触れ合いを一つだけ増やしてみてください。
手をつなぐでも、頭を撫でるでも、何でもいいと思います。
そこから少しずつ、関係は変わっていけるはずです。
PDP LIVEでは今後もこうしたテーマを取り上げていきますし、講習・セミナーでは実践的な部分をしっかりお伝えしています。
気になった方は、ぜひPDPのセミナー・講習案内をご覧ください。
また、取り上げて欲しいテーマや質問がありましたら、お問い合わせからお気軽にお送りください。